今は、会えなくてさびしい、が胸にささる

先月、レディー・ガガが開催を呼び

かけたバーチャル・コンサート

「One World:Together at home 」の配信。

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とても楽しみにしていたけれど、

ほとんどの歌手がうたってくれなくて

正直ガッカリ。


大物がメッセージをくれるだけでも

ありがたいと思わなくてはいけない

のかもしれないけれど…。


そんな中、良かったと思ったのは

3人。

自宅の庭(たぶん)にグランドピアノを

持ち出して、バンバン鍵盤を叩きながら

往年の歌唱力を見せつけてくれた

エルトン・ジョン


70代のエルトンが頑張っている姿に

元気をもらえた。


ビリー・アイリッシュはお兄ちゃんの

伴奏で「Sunny 」を独唱。

1966年のヒット曲で、あらゆる人がカバー

している。(勝新太郎さんまで)


私が初めて聴いたのは、ボニーMの70年代

ディスコティックでステップ踏みまくり風

のアレンジだったと思う。


今回、ビリーはシンプルに、丁寧に静かに

歌い上げてくれた。

だから歌詞のアイラブユーは視聴者に響いた

と思う。


選曲も良かったんじゃないかな。

ビリーの事を知らない世代でも、Sunnyなら

知っているし、画面を通して多くの人に

愛が伝わったように感じる。


3人目は、ジェニファー・ロペス


え?これ、ジェニファー?って画面に顔を

近づけたほど、すっぴん(なわけない?)

でいつもと違う姿だったけれど、好感が持てた。


普段の交感神経マックスの戦いを挑む様な

アマゾネスっぽい雰囲気はなく、やわらかく

微笑む彼女の姿にホッとした。


さりげなく静かに

歌い始めて

最後にアイミスユー、と言ってくれたのが

嬉しかった。


大阪の友と会えず、海外にいる友達との様に

隔たりを感じていたから。

実際に会って、一緒に活動する事の大切さ

を世界中の人が身に染みて感じているに

違いない。


誰かが誰かを今まで以上に想い、どうして

いるのか身を案じている。

淋しい気持ちと何もできないもどかしさ。


だから有名人にも手を洗って、とか、

今は家にいて、と語りかけられるよりも、

ひとこと、

アイミスユー、と言って欲しい。

と思う。