ネタばれになるので詳しくは書けませんが
想像するよりも様々な出来事が起きる。
人間ドラマに興味はない、と私の家族は
見向きもしませんが、、、
お涙頂戴モノではなく、辛気臭くもなく、
誰もの悩みがエピソードのどれかに
当てはまり、考えさせられる。
初めは自閉症の主人公ショーンの
成長を描く物語かと思ったけれど、
むしろ彼の周りの人間が変わって
いく。
人間はひとそれぞれ、嘘を何%つくか
独自のパーセンテージで生きていると
耳にしたことがある。
実際そうだと思う。
他人にこんなところでなんで嘘つくの?
なぜそんな本当の事、ストレートに
言っちゃうの?
この前言ってたことと矛盾するけど、
どっちがホントウなの?
と、疑問を持つことはある。
生きてきた環境で、経てきた体験で
この場でどういうべきかの判断は、
人によって異なる。
そして、ずっと自身にしみついた
やり方は、なかなか変えられないし、
変えようとも思わない。
そんな中、いわゆる普通とされる
大人の中に投じられたショーンは、
自分の生き方を考える試金石なの
かもしれない。