英語の壁。
時々立ちはだかる。
いまだリスニングは苦手。
相手の話を充分に理解できないまま、
自分の言いたい事はお決まりの単語を
つないでなんとか通す。
(日本語でも相手の話をろくすっぽ聞かずに
自分の主張ばかり、でほぼ同じ)
……変わりたい。このまま死ぬのは嫌だ。
もう少し込み入った会話を楽しめる様に
なりたい。
学校で6年以上勉強しても英会話はでき
なかった私が少し変わったのは、外資系
の会社に派遣され、欧米からの電話を
取るように指示されてから。
でもそれは、あくまでも取り次ぎのみ。
私の受けた電話は豪州に留学経験のある
部長秘書の女性につなぐ。
隣席に座る彼女の流暢な会話術を盗もうと、
よく耳をそばだてていたが、極めて小さな声で口を手で囲って話す人で、ほとんど聞き取れず残念だった。
それでもほんの少し話す力の進歩は感じられた。
次に壁を越えたのは、日本語のできない外国人をふたり家であずかった時。
共通の言語が英語しかなかった為、単純に単語をぶつけるなど、瞬発力を必要とした。
黙っていると話が進まない。
英語で日本語を教えつつ、英単語を調べる毎日できつかったけど、会話のリズムは身についた、というより、リズムを崩さない様に振る舞う術を身につけたというべきか。
時事ネタなど話せる様になりたいが、
圧倒的に
ボキャブラリーが足りないのもわかっている。
そんな私が最近よく見ているのが、NHKの
「しごとの基礎英語」
オフィスが舞台だった以前のシチュエーションに比べ、今は観光地での英会話が主でとっつきやすい。
加えて日本の会社で就業経験のあるネイティヴの人と
大学教授の先生の説明が非常にわかりやすい。
英語の壁を越えたいと思っている人にオススメです。