アートを綺麗、とか好き、と思うだけで楽しみたい

テレビの番組の中で、アートは

好きですか?美術館に行きます

か?

と、一見、美術鑑賞に縁の無さ

そうな人を選んでインタビュー

しているのを見た。


案の定、

「美術館?行かないですね。」

とか、

「なんか、うちらがその場にい

たら、場違いな気がして。」

と、

自嘲気味だったり、自分には縁

遠い物とみなしてしまっている

回答が目立った。


…もったいないと思う。

日本に居ながらにして、世界各国

の芸術に触れ合う機会があるのに。


明日、爆撃されるかもしれない、

いった切羽詰まった状況がある

わけでもない、少なくとも今は

静かに楽しめる時間とお金を持と

うとすれば持てる我々は恵まれた

人達なのだから。


私はと言うと、年に数回、美術館

を訪れる程度。

時代背景や作者の事はあまり知ら

ないまま行ってしまう。

その絵が好きかどうかだけだ。


そしてパッと見て、色が好みか

どうかが重要。全体の色のバランス

がよければ少し立ち止まって鑑賞。


きわめて感覚的な、気ままな行動で 

ある。こんなアバウトな見方でも

充分に楽しめる。

チームラボの猪子氏が、幼い頃から

アートが好きだったが、どうしてか

はわからなかったと語っていた。


理由はわからないけど、これ好き、

この色綺麗、と有名な絵画を前にし

ても、そういう楽しみ方でいい様な

気がする。


一体誰が美術館に足を運ぶのに敷居

を高くしてしまったのか?

クラシック音楽と同じで、難しそう

と敬遠することなく、このメロディ

好き、この音が綺麗と感じたい。


特に大人がそういった時間を持つ事

が大事だと思う。

意識して心を動かす物をみつけよう。

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