好感度の決めてはやはり自然な笑み?

今日、職場に新人さんが入ってきた。


たまたま化粧室に行こうと執務室を出た

私とポツンとひとり立つ人の目があった。


普段はカウンターの中側で受付兼務の

4人の女性が業務を行っており、訪れた

に誰かしらが応対することになって

いる。

が、今朝にかぎって、誰もいない状態

だった。


ひとりで戸惑った様子の新人さんは

私をとらえ、困っていながらも微笑を

たたえていた。

感じの良い雰囲気をまとっていた。


「あ、誰もいない?〇〇さん?」

と私は質問し、

うなずく彼女に執務室のドアを指差し、

「あの中に入って皆に挨拶したら誰か

が対応してくれるから。」

とうながして先を急いだ。


私が執務室に戻ると彼女は研修用の席に

座っていた。

午前中部長から研修を受けて、昼休みに

諸々の書類に署名する段になって、

新人さんは妊娠7ヶ月である事が判明。


結局大事をとって働かない事になった。

約半日、というか2時間だけ同じ場所で

過ごしただけで、荷物をまとめて去る

彼女を数人で見送った。


と、彼女の姿が見えなくなり、同僚達

がみな、口をそろえて

「感じのいい人だったのにぃー。」

「キチンと挨拶してくれたのに。」

と異口同音で残念な気持ちを表した。


ほとんど話もせず、その短時間で人の

心をつかむ彼女がスゴイと感じた。


何が違うんだろう?自分と、他の人と

どこが決めてなんだろう?


笑み、が決めてだと思った。

営業的な作り笑いでなく、謙虚で

シャイな雰囲気をただよわせつつ、

人を恐れない態度。


むずかしいけれど、今度初対面の人に

試みてみようと思う。

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