ケイスケホンダがプロフェッショナルで見せたこと

想いのほか、彼の発言が話題になっているようで…。

その日たまたま家に一人で居て、テレビを消そうかな

と思った時に『プロフェッショナル 仕事の流儀』が

始まり、久々に見る本田選手の姿に目を留めた。

 

特にファンというわけではないが、メキシコでどうさ

れてるのかなと気になり、最後まで観た。

そして最後の質問、「プロフェッショナルとは?」に

「ケイスケホンダ」と。

ああ、そこ、そう答えちゃうんだ、とは思ったけれど

彼らしいと言えば彼らしいので、さして気にはならな

かった。

 

世間ではかなりのツッコミの嵐で「じゃ、大谷翔平

ケイスケホンダなのかよ。」と聞くと、ごもっとも、

変な発言だったよね、とあとから思った。

 

番組を観て私が単純に思ったのは、頑張っている人は

人の心を動かすよねってこと。

フィギアスケートの羽生選手も正直オリンピック前ま

ではあまり好きではなかった。

でもあそこまでの演技を見せつけられて、そこに至る

までの並大抵でない道のりを想像できると、あれ以来

彼の動向が気になる一人に自分もなっていた。

(本屋で見かけると、写真集も手にとってしまう程)

 

本田選手は標高2000m台のメキシコの小さな競技場で

走り込んで必死に自分を追い詰めていた。

「ヨーロッパのチームからオファーは幾つかもらって

いたけど、そこに行っても自分は変えられない。」と

いった経緯らしい。

今までの功績を振り返らずに、月並みな言い方だけど

初心に帰って苦しい練習を積み重ねる姿、格好良かっ

たんだけどな。

最後の言葉だけ取り上げられるのは惜しい。

 

今回私が得たモノは「俺ならできる、俺ならできる」

と呪文の様に繰り返していたという本田選手の言葉。

アファーメーションというとよくわからないというか

恥ずかしくてできない気持ちが先に立つが、これなら

自分にもできそう、と思った。

ちゃんと実績のある人の音声は説得力があるよね。

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