多様な人と関わる価値

人と関わって初めてこんなところが違う!

ここは同じだなあ。

そんな事考えていたんだ!と驚く。

 

幼児の頃は、だいたい似通った物に興味を

示して、同じような反応をすると聞いた事

がある。

 

電車が好き、車が好き、となる以前の時代。

いないいないばあ、をしてあげると大抵の

子供は喜ぶ。

 

成長するにつれ、興味の対象も多岐に渡る。

 

たまたま置かれた環境が、自分がひかれる

物を提供してくれるかどうかが鍵になる。

そしてあらゆる経験は、その人の歴史と

なって積み重なる。

 

小学校高学年ともなれば、だいぶ好みも

個々に違ってくる。

音楽が好きか否かも、意見が分かれる。

誰しも子守唄は心地よかったはずなのに。

 

まして頭の中で考えている事は似て異なる

物だと思った方が良い。

 

大人になって、人との違いを痛切に感じる

事は多々ある。

仕事場しかり、プライベートで出かけた先

でも他人の行動に驚く事は避けられない。

 

仕事に対する考え方をラフに話せる職場だと

比較的わかりやすい。

ひとと、自分との違いを認識して、少しだけ

他人の良いところを取り入れる。

 

場によって、人の役割が変わる事もある。

つまり、気の長い人がリーダーになった方が

良い場所と、せっかちで行動が素早い人が

重宝される場があり、その場にそぐわない時

は自身で仕切らずに後方部隊にまわる。

 

多様な人と関わる中で、自分を知り、

自分には真似できそうにないが

憧れる部分に気づき、

真似をしてみる。

 

真似が難しい、リスペクトせざるを得ない

所が他人には必ずあるはず。

そして、チーム内で不要な人は一人も

いない、

という考え方が好きだ。 

 

チームメンバーを適材適所にふらずに、

自分の想い通りに動かそうと説教するのは

愚の骨頂。

多様な人を抱えたら、ワクワクして欲しい。

 

所変われば私やあなたが変人とみなされる

場合もあるから。

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