あり方が問われるいま

生き方よりあり方という言葉を耳にする。


実際のところ、あり方ってなに?と思う

人が多いだろう。よくわからないと。


大事な事に思えるので、私なりに解釈

すると、まず自分がどうあるか。


日常生活をだらだら送っている、とか

逆にダラダラする間もなく予定が入り

時間に追われて余裕がない、もしくは

とても充実している。


といったこと以前の『あり方』で、

人の心の中の状態なのではないかなと

思う。


人をバカにしていないか、仕事の目標

に向かってまっすぐな気持ちでのぞんで

いるかといった、人から見えにくい部分

に、大きな差がある気がする。


勿論その日の気分とか体調もあって、

いつも一定の状態を保つのは困難だ。


でも意識して心の状態を引き上げ、

自分を応援しつつ、他人も応援する。


自分の現状に、環境含め、感謝して…

他人を心から応援する


と、言葉にするとうすっぺらいが、

やはり、そういうところからなんだと

思う。


大人になると、人生経験を積むと、

あり方を表面化しないように隠すのが

うまくなると思う。


それでも、つぶさに観察していれば、

そこここに現れてしまうものだし、

何より、誰より自分がどんな心づもり

でいるかは自身がわかっている。


こんな事を考えたのには理由がある。

職場でふんわりした雰囲気なのに、

成果を着実に出している女性と巡り

会ったから。


彼女は自分のやるべき事をわかって

いて、まっすぐに目標に向かっていく。

一心不乱というのではなく、周りにも

神経がゆきとどいて応援してくれる。


それでいてただの癒し系ではなく、

みんなを笑わせる腕のあるムード

メーカーでもある。


余計な事を考えずに、淡々と前へ進める

人は強い。

淡々と機嫌よく、理想的なあり方だ。

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