役立つようで役に立たないハウツー本と心に大切な物語

小説をほとんど読まなくなって

エッセイやハウツー本を読んで

しまう今日この頃。


というより、ここ何年か、何十年か

その状態が続いている。


ビジネス系や自己啓発系は、読んで

いると、なるほど、と思う所もある

が、一冊の本に2、3箇所あればいい

ほう。


まして、せっかくのアドバイスも、

実践しなくては何の役にも立たない。


その点、小説、物語は、自分の頭の

中に、映像を浮かべて楽しむ事が

できる。


幼い頃に沢山映像を浮かべておくと、

大人になってから、上手に妄想できる

ような気がする。


気がするだけなので極めて不確かだが

すべての事は訓練次第で変わるので、

物語で情景を浮かべる練習をして、

現実からのがれる訓練はストレス解消

に有効かもしれない。


現実をそのままツライ、と受けとめる

のではなく、こんな状態の自分って何?

と俯瞰してみる。


うまく言えないけれど、真っ正面から

現実の問題をとらえるのではなく、

自分が主人公の人生を脇役となって

舞台のそでから眺める。


空想は精神のバランスをとるのに

意外と大事なのではないか。


楽しい空想の素地は、ワクワクする

物語を読んで頭の中に映像を描く所

からつくられる。

f:id:konogaiku:20190927230459j:plain