して、知識や経験を得る人とそう
でない人との差はどこからくるの
だろう。
面倒だから腰が重いという以前に
勧められた事や物が本当に良いの
か、素直に信じられないのも理由
にあるのでは。
そんなに面白いんだろうか、それ
ほど便利なのだろうか、と。
同じ日本で同じ地域で暮らしていて
も、それぞれの家庭で生活の仕方は
思う以上に異なる。
幼い頃から慣れ親しんだ習慣を家庭
を持ってから築いてきた生活の些細な
一部も、おいそれと変える気など、
サラサラないのである。
しかし、やはり柔軟になんでも試して
みる人は強い。
それが例えキッチンツールのような
料理しやすい、ご飯が美味しくなると
いったわかりやすい事でも、試さない
人は現状のまま、一方で試す人はすぐに
取り入れて、生活の質を向上させる。
趣味でも勉強でも、人から勧められた
時は、その人の口を借りて、神様から
提案されていると解釈してやってみる
といいと思う。
没頭できる充実した時間が手にはいる
かもしれないし、多くの場合は人間
関係の広がりを持てる。
その広がりの中で気の合う親友をみつ
ける事も可能である。
そして1番大事なのが、仕事において
この柔軟性を持つことである。
長年このやり方でやってきたと固執
するなかれ。
伝統を守る職人さんでないかぎり、
この働き方でいいのか、試行錯誤は
必要である。いや、職人さんこそ、
ゴールはないと工夫に工夫を重ねて
いるかもしれない。
職場でいいな、と思った人のやり方を
盗んでもよい。
できる仕事を広げていってもよい。
昔なら掛け持ちで仕事をするなんて
ただ大変そうにみえたが、これからは
いくつも肩書きを持ってよい。
自分商店を作って色々と商品を並べる
イメージだ。
変化は避けられない時代に生きている
我々にとっては、様々な顔を持つ事が
生き残る術になる。
そのためにも常に学んで、実行力が
あってモノにする人でありたいと思う。
