岡本太郎を読んでみた。
1988年初版の本だけど、現在生きる我々に
とって、とても参考になる、というかここに
きてやっとこの内容が響く人が沢山いるので
は、と思うような大事な事が書かれている。
彼は何かしらに情熱を持て、などとは言って
いない。
生きる事に本来意味や目的などなく、何にも
縛られる事なく、個人が自由に生きるよう、
自分の中の情熱を爆発させるよう勧めている。
その生き様自体が芸術であるとも言っている。
私の場合、普段、なるべく冷静に見えるよう
に振るまっているつもりだ。
内に秘めた情熱があるにもかかわらず。
何のためにそうしているんだろう?と思う。
はみ出さないように、変人に思われないよう
に、といったところか。
ここにきて、もうそういった自身のごまかし
はしなくてもよいかなと思う。
自分が信じる事を明るく表現するのが理想。
たとえそれが変わり者のレッテルを貼られる
事になっても。
熱くなれる自分が嫌いではないから。