半年のビーガン生活 のとなりで

半年のビーガン生活が終わった。

終えたのは私ではなく、息子。


よかった、ホッとした。

丁度、半年前に買ったアゴダシを

どうするかな、これ、どなたかに

もらってもらえないかしら…などと

私は考えていたところだった。


彼は実験は終わった、と言って、制約の

厳しい食生活にピリオドを打った。


今年の1月から、味噌汁や煮物をつくる時も

昆布だしにしていた。

時々行くレストランの店主に、

「昆布だけだとうまみが足りない。」

と言われようが、私も出汁からつきあい

自宅では魚で出汁をとる事はやめていた。


この自宅では、がミソで、私ひとりで

ラーメンや、肉入り料理を外ではたまに

注文して食べていた。


およそ半年の精進料理的調理を経ての

振り返り。

肉の巨大ビジネスに巻き込まれていたと

思っていたが、加工食品や調味料も同じ

こと。

あらゆる商品を目の前に並べられ、

買いなはれ、買いなはれ、と勧められる

ままに、様々な物に手を出していたが、

それらがなくても大丈夫だと気づいた。


野菜中心の生活では、味付けもなるべく

シンプルにして、使う調味料は塩、醤油、

味噌、酒、味醂そしてゴマぐらい。

時々ソースも使い、散々我が家で消費

していたケチャップ、マヨネーズの出番

はなくなった。


あらゆる物が手に入る日本では、医師に

体のために食生活を変える事を勧められ

ても、欲を捨てにくい人が多い。


免疫力を強化するためにはどうすれば

よいかと日々考える中で、突然の家

の宣言に巻き込まれた私は幸運だった

かもしれない。


アゴダシに加えて、鮭や青魚をメニュー

に加えていきたいと考えている。

断捨離したあと、必要な物を厳選して

いる気持ちです。

f:id:konogaiku:20210911152213j:plain